9月1日 比羅夫駅に泥棒あらわる
9月1日、午前7時半。お客さんの朝食を作ろうとログハウスを出ると、1台の錆びかけた自転車が駅前に停まっていました。待合室を通りかかると、黒っぽいトレーナーにスニーカー、えんじのリュックを背負い野球帽をかぶった一人の男がジュースの冷蔵庫の横でこちらに背を向けて立っていました。
この冷蔵庫は、ジュースやビールなどを入れてお客さんに販売し、料金は隣においてある料金箱に入れてもらっていたのです。まあ、時々1円玉が入っていたり、お金を入れずに持っていく奴もいるかもしれませんが、比羅夫という土地柄もあり、ここに来る人にそうそう悪い人はいないだろうという気持ちから無人販売をしていたのです。
ちょっと怪しげなその男をよく見ると、なんと手に小銭をたくさん持っているではありませんか。さらに冷蔵庫を置いていたテーブルの上には、固定してあった料金箱が壊され倒れています。
のちにやってくる警官が男に事情を聞くとなんと、そいつは前科3犯、現在札幌南署から指名
手配のかかっている犯人だったのです。
この続きは メルマガ「ひらふの駅から」バックナンバー の No.5(2000/09/07)・事件発生編 と No.6(2000/11/01)・犯人の正体編 をご覧下さい。
いやー、ここはホントいろいろ楽しい事が…有り過ぎますねえ。(^_^;)
9月25日 旅番組に出演
9月25日・午後7:56〜9:54、テレビ東京系「列島縦断 こだわりの駅弁旅」で比羅夫駅が登場しました。
ロケは12日(火)に行われました。
レポーターとして「踊る!大捜査線」の上司役でおなじみの小野武彦さんとガダルカナル・タカさんの奥様、橋本志穂さんがいらっしゃいました。
比羅夫が登場した時間は、8時過ぎから3分程でした。
タレントさんもスタッフも泊まらないのに、宿泊したかのように撮影していったのですが、やはりわざとらしかったのかカットされてました。
全体的には非常にうまく編集されていたと思います。特に小野さんがお風呂に入るシーンなんかは、ユーモアを交えた構成になっており、見ている人はいい印象を持ってくれたことだろうと思います。あのシーンの演出は小野さん自身が考えられたものです。
ただ駅弁がメインの番組なのに肝心のバーベキューシーンがほんの少しだったのは残念でした。
この番組は芸能人がたくさん出ていたせいか、その後の反応は結構あったのですが、北海道の方は宿の形式を知らずに来てこちらが嫌な思いをすることがよくあるので、きちんと説明すると予約にはつながらない事がほとんどでした。来年の本州からのお客さんを期待することにします。
10月 北海道鉄道120年記念植樹
今年各地で行われているJR北海道の記念事業のひとつとして、10月9日、比羅夫駅に100人以上の人が集まり桜の木が150本植えられました。3年後くらいに花が咲く予定だそうです。


支柱としての添木に桜の苗木がくくりつけられています。
10月 SL〈C11〉ニセコ号(小樽−ニセコ間)運行記念プレゼント
10月12日、重連で走るC11
SLニセコ号が運行される前日にお泊まりいただいた方の中から毎日抽選で1名に、3月11日にニセコライナーと名称変更になったマリンライナー(札幌−小樽間快速)のネームプレート(写真)をプレゼントする企画をしました。
おかげさまでたいへん好評を持ちまして終了いたしました。
今後も面白いものが手に入りましたら、どんどん企画していきますのでお楽しみに!
10月 湧き水がなくなってしまう
これまで宿の水は羊蹄山の湧き水を使用してきました。そのおかげで飲んでも美味しく、肌に柔らかいお風呂も楽しめました。
実はこの水は国道5号線の脇で湧いており、国鉄が80年前に鋳物の管を埋設して2km先の駅まで水を供給したものが、未だに使える状態で残っているのです。
ところが精算事業団が国鉄の余剰地を売りに出したため、現在この管が他人の土地の下を通っている状況となり、昨年、町水道がこの周辺まで施設されたので、湧き水を使っているのはうちの宿だけになりました。そこでJRは当宿に町水道に切り替えるよう打診して来ました。
町水道の施設費用は、JRとの契約では当宿が全額負担することになっています。しかしJRに支払う家賃は構内営業料として支払っているので、水がなくなれば営業できなくなるし、大家としては水道の設置は当然の義務ではないかと訴えました。また、JRのお客さんがトイレを使用しに来た時には貸しているので、せめて費用の半額くらいは負担して欲しいとお願いしたのですが、無人駅には予算を当てることは出来ないと言われ、あっさり断られました。
では、待合室及び駅周辺の清掃、ゴミ処理、駅利用者へのトイレの提供は全て当宿でやっているので、決して安くはない工事費用を全てこちらで負担しなければならないなら、せめて管理費用くらいはお支払い下さいと交渉してみました。すると
…。
日本を代表する大企業の理解しきれない考え方と交渉過程は
メルマガ「ひらふの駅から」バックナンバー の No.5(2000/09/07)・比羅夫地区水事情 と No.6(2000/11/01)・JR北海道の対応編 をご覧下さい。
10月12日 ひさびさやってしまった薪割り中の大失敗
9月後半からこの冬用の薪の切り出しをはじめました。今年はJR120周年記念事業として比羅夫駅周辺に150本の桜の木の植樹があったので、そのため伐採した木がもらえました。今年も薪代は無料です。しかし・・・。ここから先はホラーが苦手な人は読まないで下さい。
去る10月12日、ほぼ薪の準備が整いかけた頃、悲劇は訪れました。時々うまく真っ二つに割れない木があり、手で裂こうとするのですが、それでも割れない時はもう一度裂け目目掛けて斧を振り下ろします。ところがこの時は何をボケていたのか、振り下ろした先に左手人差し指がありました。第一間接に斜めに入り骨の近くで止まりました。ズガッという衝撃があったので、一瞬指取れたかなと思ってしまいました。急いでバンドエイドで止血し、「やっぱりこれは医者に見といてもうたほうがええやろなあ。」と思い、病院に電話すると運良く整形外科の先生が空いてるのですぐ来てくださいとのこと。
車を運転して病院まで行くと早速10針縫われました。医者の治療は大げさだと思っているので、「骨には異常ないのは解ってるので、傷口だけ直してくれればいい。」と言ったのですがレントゲンまで取られました。
まあ、これは傷の状態を見るのに必要なことかと思うのですが、抜糸まで2〜3週間かかるのでそれまで安静にし、2〜3日に1回来るように言われました。でも、そんなことをしてたら冬の準備が終わる前に雪が振ってしまうと思い、次の日から早速薪割り。ちょっと指がうずきました。
それからは通院しても消毒しかしないのはわかってるので、自分で消毒して、傷の様子を見ながらそろそろかなと12日後に行ったら、抜糸してくれました。この時回復状態に問題ないと判断が出れば、抜糸は自分でやろうと思ってたのですが、タイミングが良かったようです。
傷の状況からすると回復がかなり早いので、まだまだ若いなと自信を深めました。しかし、夕食の焼きおにぎりは握れないし、お客さんに迷惑をかけるので、今後は十分注意しないといけないと反省もした次第です。
10月 また猫がやってきた
9月頃から猫が駅の周辺に住みつきました。お客さんの残り物をやったり、家出した「トラえもん」がいつ帰って来てもいいようにと取っておいた餌をやったりしているうちに少しづつ慣れてきて、昨日初めて抱っこしました。出会ったその日から抱っこされてた「トラ」とは全然違うシャイな奴です。体もまったく同じトラ柄なので、「トラU(ツー)」と呼んでます。
「トラえもん」のついて興味のある方は、当HP「99年の出来事」をご覧下さい。
でも、11月6日から22日まで四国をレンタカーで旅して京都にも帰るので、その間あいつはどうするのでしょうか。そろそろ野宿も寒いやろうに・・・。
旅に出る前にやってきた「トラえもんU」は、やはり帰ってきたらいなくなってました。近所の人に聞くとしばらく見かけたようなのですが、餌がないとどうしようもないですからねえ。さて今度はどんな奴が来るのやら・・・。
11月 四国旅行−やっぱり山は最高
先月6日から22日まで四国を旅して、その後京都にも帰郷してきました。
今回、行きは札幌−広島便を予約しました。JASのマイレージでマイルが貯まり、最長区間が広島までだったので、どうせならとこの便にしたのです。
天気が良く、ツキにも恵まれ最高の旅が出来ました。
旅の詳細は メルマガ「ひらふの駅から」バックナンバー の No.7(2000/12/9)・四国旅日記−やっぱり山は最高 をご覧下さい。



〈左上)瓶ヶ森より夕日の落ちる石鎚山を望む
(右上)剣山山頂にて
(左下)四国カルスト・天狗高原から瓶ヶ森と石鎚山を望む