階段・手すり

当初、ロフトへのアプローチははしごにしようと思っていたのですが、丸太が余っていたのでうまく利用できないかと考えたのがこの一本橋風の階段です。すべて自分のアイデアではなく、本屋で偶然見つけた「清水國明のログワーク全科」(立風書房発行)に出て来た階段の1つがヒントになりました。急勾配ですが以外と安定しており、それほど恐怖心もなく昇れます。
ロフトの手すりは、薪用の雑端木の中から曲がりが個性的な物を選んで使用しました。いかにうまく曲がりを組み合わせるかがポイントです。角材を使うより雰囲気は断然いいですね。スペースの有効活用を考え、吹き抜け部分は洗濯物が干せるように母屋に棒を取り付けました。(H11・12・8完成)
建具
建具も作るのは難しいと言われていたので、最初は既製品を買おうと思っていたのですが、一式揃えると安い物でも数十万円という値段になってしまいます。羽目板は自分で作れないけど建具は何とか作れるので、挑戦してみることにしました。
まず、窓は枠を作り丁番を取り付けます。内側はガラスが入るように削り取ります。(写真左)手作りだとどうしても枠の間に隙間が出来ますが、この部分には木の桟を取り付け、桟と窓枠の間は隙間テープを張り鍵で固定し、隙間風を防ぎました。(写真右)
最後に、窓の大きさに合わせて作ってもらったガラスをはめ込み、内側からあて木をビス止めします。ガラスは断熱を考えてペアガラスにしました。
入口と風除室の扉も角材を使い仕上げます。風除湿の扉は余った壁材を利用しました。取っ手も薪用の雑端木の中から使えそうな部分を選んで作りました。この当たりはお金をかけなくても、それ以上の物が出来るいい例だと思います。
建具はすべてそうだと思いますが、枠にいかにうまく収めるかがポイントです。ここでは少し大きめに作り、何度も調整を繰り返して、バッチリ収まるようにしました。また1人での作業となるため、丁番の取付にも苦労しました。(H11・12・12完成)
トイレの壁・床張り
いよいよ大詰め。ロフトの天井。そしてトイレの壁。最後に床を張って完成です。ここで気になることが起こりました。それは羽目板があまりに綺麗で、丸太の色と比べるとコントラストがはっきりしすぎて、浮いた印象になってしまうのです。そこで防水も兼ねて、塗料を塗って落ち着いた印象にしようとしました。ただ、気をつけたのはせっかくの木目を隠さないようにすること。設備屋さんのアドバイスも受けて、選んだのはガードラックの白木用でした。この選択も大正解で床と壁は黄色みを帯び、全体の印象は木の暖かみを感じる落ち着いた雰囲気に仕上がりました。(H11・12・19完成)